会長挨拶
「エネルギーと知恵の缶詰」
電気二重層キャパシタは、大きく世界を変える 可能性をもっています。
しかしそのためには幾ばくかの「知恵」が必要です。
キャパシタの作り方、使い方、そして、人類の未来を考えていこうという強い「勇気」も必要になるでしょう。
ラジオ少年なら誰でも知っている憧れの岡村 さんが人生の最後に挑戦しているキャパシタ、この技術を育てて行きたいと思 う人なら、知恵のある人もない人も、どなたでもウェルカムです。
そこで、公益的な側面、すなわち、技術、普及、標準化の進展、と いった色のつかない活動は［ECaSSフォーラム（現キャパシタフォーラム／※事務局注）］が担うことになりました。
キ ャパシタの特性評価、定義、測定法などの国際的な標準化，それから、キャパ シタ蓄電の周知、技術教育にも取り組んでいきます。
新しい仕組みを作るにあたり、より中立的な立場の人間を会長にということ から、堀がおさまることになりました。
堀の専門はパワエレや制御ですが、か ねてよりキャパシタの応援団になりたいと思っておりましたので微力を尽くし たいと考えています。
これからも、岡村さんはもとより優秀なメンバーやスタッフの支援をいただ きながら、電気二重層キャパシタ蓄電の技術を発展させ、仲間を増やし、キャ パシタが大普及する日を目指したいと思います。
皆様のご協力をよろしくお願 い申し上げます。
キャパシタフォーラム（旧ECaSSフォーラム）会長
堀 洋一