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キャパシタ関連最新情報とコメント

コンテナクレーン用にキャパシタ受注、他2件

>ハイブリッド型 コンテナ用ヤードクレーンに指月電機製電気二重層キャパシタ採用

株式会社指月電機製作所は、三井造船株式会社より、ハイブリッド型コンテナ用ヤードクレーンへ搭載する電気二重層コンデンサ(キャパシタ)を、受注しました。(2007年4月26日付プレスリリース)

クレーンが吊り上げたコンテナを降ろす際に発生するエネルギー(回生エネルギー)を、従来は熱にして排出させていましたが、この方式では電気二重層キャパシタ(商品名:FARADCAP)に蓄電します。吊り上げ時にはディーゼルエンジンで発電した電力と併用して、エネルギーを再利用するというしくみになります。燃費の大幅な向上、CO2排出量削減及びエンジン騒音の低減など、世界最高レベルの削減効果が期待されます。

詳細は、指月電機製作所のプレスリリースページをご覧ください。
http://www.shizuki.co.jp/press/press_070426.html

>バッテリー交換不要、瞬停保護装置にコンデンサ

4月26日付、日刊工業新聞によると、京都電機器は瞬時電圧低下保護装置の蓄電部コンデンサとした「KDPシリーズ」15機種を発売したとのこと。従来タイプにくらべ維持コストが大幅に削減できると報道されています。
参考:京都電機器 KDPシリーズ
http://www.kdn.co.jp/kdp/index.html

>ハイブリッド型タワークレーンにキャパシタ

同日の日刊工業新聞に、竹中工務店と小川製作所(千葉県松戸市)が共同で、電気二重層キャパシタを採用したハイブリッド型タワークレーンを開発したと発表したと掲載されています。
定置型タワークレーンは高圧の専用受電設備を必要としますが、キャパシタを利用することにより省エネであるだけでなく、低圧領域の基本電力で使用できるようになり、大規模な受電設備が必要なくなるそうです。

参考:竹中工務店ニュースリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/pr0704/m0704_06.html

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